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哲学科卒のサラリーマンによる戯言~自由及び生の考察~

若手サラリーマンの日常。そして、哲学や思想。

嘘をつく/つかない

ぼくたちは、嘘をつくな、と教わった。
とある哲学者はいかなる状態でも嘘をついてはならない、と言った。
嘘をつく、という行為は正しくない。
事実を述べる、という行為が正しいのだ。

こんな状態ではどうだろうか。

友人が殺人鬼に襲われている。
「かくまってくれ」とぼくたちの家に逃げてくる。

ぼくたちは当然、友をかくまうだろう。


数分後、例の殺人鬼がやってきた。
「ここいらで、こんな人間を見なかったか?」と問うた。
こんな人間、とは、もちろん、ぼくたちの友人である。

ぼくたちは何と答えるべきだろうか。
冒頭の先生方に従うのなら、殺人鬼に嘘をついてはならない。
現にその哲学者は、これが正しいと述べている。

だが、だがしかし、みすみす助けられる友人の命を残酷な殺人鬼に差し出しても良いのか?
ぼくたちは同時に教えられたはずだ、友人とは助け合え、信頼しあえ、と。

この状況で友人を差し出す、という選択は友人の不要を結論付ける。
友人よりも、嘘をつかない行為の方が上位なのだ。

ぼくは許せない。
そんな倫理観はいらない。
この状況、ぼくは迷うことなく嘘をつく。
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[ 2013/08/13 09:35 ] 真実 | TB(0) | コメント(0)
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プロフィール

智葉 哲三(ちば てつぞう)

Author:智葉 哲三(ちば てつぞう)
自由、幸福な生を主題に哲学します。学生時代はアリストテレスの『ニコマコス倫理学』から幸福を考察した。都内でサラリーマンを始め転勤で新潟へ。まだ若手。日常の出来事なんかも書きます。
連絡はこちらへ tetsuzou.c@gmail.com
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