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哲学科卒のサラリーマンによる戯言~自由及び生の考察~

若手サラリーマンの日常。そして、哲学や思想。

国境国籍をなくせ!の話

国境をなくし国籍をなくし、世界を一つの国家にしよう。
そして、世界市民として平等な世の中を作ろうじゃないか。

こんな話を聞くが果たしてどうだろう。

国境、国籍にそんなに世の中を変える力があるだろうか。


国による差別が話題に上がった時に、こんなフレーズを聞かないだろうか。
「国籍なんて関係ないのにね」
これは、国籍がなくなれば、つまり、国境がなくなれば差別はなくなる、と思っているから発せられる言葉であろう。
しかし、国籍国境がなくなり、地球に住む人が全て同一国家の人、地球人となったとする。
これで差別はなくなるだろうか?

僕はなくならない、と思う。
国籍に変わって、地方が台頭してくる。

地方による差別。そんな時代が来るだろう。
そこでは、こんな話がなされているはずだ。
「地方なんて関係ないのにね」

つまり、国籍国境をなくしたところで何の解決にもなっていない。
国籍という言葉が、地方という言葉に侵略されただけである。

国による不平等をなくすためには、差別する人間の心、をなくさなくてはならない。
差別する心がある限り、どれだけ表面を見繕っても無意味である。
制度を変える時間だけ、無駄といってもいかもしれない。損失である。

国境国籍をなくし、世界の平和を実現する。
当然素晴らしい心構えだと思う。
そして、同時に人間の差別する心、これもなくそうではないか。


しかし、人間は差別する心を卒業することができるのか。
何万年という人類の歴史は差別と共存してきている。
もしかすると、人間である限り、差別する心から離れることはできないのかもしれない。

猿人からの進化のように、人類はさらなる進化が必要であろう。
思想的により完成された存在への進化が必要なのだ。
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[ 2013/05/09 19:28 ] 戯言・メモ | TB(0) | コメント(0)
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プロフィール

智葉 哲三(ちば てつぞう)

Author:智葉 哲三(ちば てつぞう)
自由、幸福な生を主題に哲学します。学生時代はアリストテレスの『ニコマコス倫理学』から幸福を考察した。都内でサラリーマンを始め転勤で新潟へ。まだ若手。日常の出来事なんかも書きます。
連絡はこちらへ tetsuzou.c@gmail.com
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