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哲学科卒のサラリーマンによる戯言~自由及び生の考察~

若手サラリーマンの日常。そして、哲学や思想。

「それ前も言ったよね?」撲滅運動

「それ前も言ったよね?」
相手を窮地に立たせる強烈な一言。
質問者を萎縮させるリーサルウェポン。
なるべくなら使いたくない言葉の1つです。


たしかに、中にはすっかり忘れ前回のことを白紙にして質問してくる輩もいる。
だが、中には一歩踏み込んだ質問をしに来た者もいるだろう。
後者に対しては、結果的に同じことを言うにしても「前も言った」とは違ってくる。
疑問に思う背景、結論を導き出す過程に変化があるからだ。

「それ前も言ったよね」
とても冷徹な一言。
質問者を突き放す簡易用語。


これを言う人に限って、その「前に言った」が雑な傾向にあると思う。
「前に言った」かもしれないが、その時相手は理解できていなかった。
全てを理解できるよう説明しなかった、説明者側にも責任はあるのではなかろうか。
それを一方的に質問者の責任として突き放すのは非道であろう。
何も1から10まで全てを説明しろ、というわけではない。
せめて、10を類推できる程には説明すべきであろう。

質問者は1度の質問で理解しきれなかったから、再度質問に来ているのである。
1度の説明では概要しか理解できなかった。
それを持ち帰り、質問者自身で考えるにつれ、いくつかの疑問点が生じる。
しごく当然のことではなかろうか?
その疑問を聞きにきた際には、「それ前も言ったよね」で片付けられないだろう。
質問者の新たな疑問に対して返答すべきであろう。

「それ前も言ったよね」
この言葉を使ってしまうとコミュニケーションがそこで途絶えてしまう。
コミュニケーションが途絶えることで、質問内容は停滞し進歩することがなくなってしまう。
それどころが、後継者の理解が足らず劣化してしまう恐れもある。

今回取り上げたフレーズは、とんでもない機会損失を生み出す言葉なのだ。
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[ 2013/04/19 01:11 ] 戯言・メモ | TB(0) | コメント(0)
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プロフィール

智葉 哲三(ちば てつぞう)

Author:智葉 哲三(ちば てつぞう)
自由、幸福な生を主題に哲学します。学生時代はアリストテレスの『ニコマコス倫理学』から幸福を考察した。都内でサラリーマンを始め転勤で新潟へ。まだ若手。日常の出来事なんかも書きます。
連絡はこちらへ tetsuzou.c@gmail.com
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