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哲学科卒のサラリーマンによる戯言~自由及び生の考察~

若手サラリーマンの日常。そして、哲学や思想。

真実との闘い

真実が人間にとって心地良いものである、という保証はどこにもない。

人間が真実を見つけ出したとき、それが人間にとって不都合なものであったら、やはり見て見ぬフリをするのだろうか。


ところが、真実は正しい。
それゆえ、人間の都合には一切聞く耳を持たないはずだ。
ともすれば、非常にワガママと思えるだろう。
真実は正しい、これ一辺倒で迫ってくるのだから。


思うに、真実は見つけ出すことだけが重要なのではない。
真実を受け止める、真実に耐える強さも同時に必要なのだ。



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[ 2013/08/16 19:10 ] 真実 | TB(0) | コメント(0)

人間は真実を追い求める 無条件に

人間は、はるか昔から真実を追い求めている。

とにかく、現状は完璧な世界ではない。
より高次の真実の世界があると信じて。


しかし、その真実が人間にとって良い結果をもたらすかは分からない。
真実であるから、全宇宙にとっては正しいのだろうが。


真実を見つけることすらできていない人間には、真実に耐えうる力があるのだろうか。

僕が思うに、真実に耐えるのは非常に厳しい。
真実であるから、あらゆる欲望は捨て去らねばならないだろう。
なぜなら、欲望は感情と直結しているから。
感情とは、非常に不安定なものである。
その不安定な感情の上に立脚する真実、ということは恐らくない。
真実は不確定要素が排除された、強固なものであろう。

真実が人間に強制するのは、非人間的な活動であろう。
あらゆる欲望は捨て去られる。
また、善意ある行為は認められない。
善意とは、悪意と対になるものだから。
真実の世界に悪意は介入してはならない。
だとすれば、必然的に対概念である、善意の入り込む余地もなくなる。

非常に無味乾燥で、つまらない世界になりそうだ。
そう思うのも、ぼくが真実への高みに達していないからなのだろうが。

人間はなぜ真実を求めるのだろう。
ぼくが考えるような、真実とは異なる真実を見ているのだろうか。


真実にとって人間は不要なのかもしれない。
この可能性は考慮されているのだろうか。


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[ 2013/08/14 10:46 ] 真実 | TB(0) | コメント(0)

嘘をつく/つかない

ぼくたちは、嘘をつくな、と教わった。
とある哲学者はいかなる状態でも嘘をついてはならない、と言った。
嘘をつく、という行為は正しくない。
事実を述べる、という行為が正しいのだ。

こんな状態ではどうだろうか。

友人が殺人鬼に襲われている。
「かくまってくれ」とぼくたちの家に逃げてくる。

ぼくたちは当然、友をかくまうだろう。


数分後、例の殺人鬼がやってきた。
「ここいらで、こんな人間を見なかったか?」と問うた。
こんな人間、とは、もちろん、ぼくたちの友人である。

ぼくたちは何と答えるべきだろうか。
冒頭の先生方に従うのなら、殺人鬼に嘘をついてはならない。
現にその哲学者は、これが正しいと述べている。

だが、だがしかし、みすみす助けられる友人の命を残酷な殺人鬼に差し出しても良いのか?
ぼくたちは同時に教えられたはずだ、友人とは助け合え、信頼しあえ、と。

この状況で友人を差し出す、という選択は友人の不要を結論付ける。
友人よりも、嘘をつかない行為の方が上位なのだ。

ぼくは許せない。
そんな倫理観はいらない。
この状況、ぼくは迷うことなく嘘をつく。


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[ 2013/08/13 09:35 ] 真実 | TB(0) | コメント(0)

真実への道

真を求めることは人の欲望の一つであろう。
しかし、真、正しいことは危うい側面をも含んでいる。
ある人には、自身の権力を削ぎ落とされるものとなり、ある人には甘美な誘惑となる。
そして、真新しい事をいいことに、悪用する者も現れる。

そんな真を受け入れるには人々は、真が含む危うさをも気に止めない強さを持つ必要がある。
真、とは強い人間にとって真なのである。
真に耐えうる程に人間が成長しなくては、真と正しく向き合うことができず、誘惑され、翻弄され、自身を滅ぼすこととなる。

真実の探求とは容易いものではない。
その深さ故だけではなく、その扱い難さ故に。

ともすれば、人間が真に負け、自身の滅亡へと歩みを進めることもあるだろう。
真、とはそれを知れば良い、という優しいものではない。
真が要求する強さを兼ね揃える根性が欠かせないのである。


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[ 2013/07/18 20:42 ] 真実 | TB(0) | コメント(0)
プロフィール

智葉 哲三(ちば てつぞう)

Author:智葉 哲三(ちば てつぞう)
自由、幸福な生を主題に哲学します。学生時代はアリストテレスの『ニコマコス倫理学』から幸福を考察した。都内でサラリーマンを始め転勤で新潟へ。まだ若手。日常の出来事なんかも書きます。
連絡はこちらへ tetsuzou.c@gmail.com
★当ブログはリンクフリーです★

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